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■■ 昔は、よく学会で発表されていた話題です。 『 犬の椎間板ヘルニアを他院(、あるいは当院)が手術したのですが、立てなくなってしまい、とても残念な結果になりました。 』
こんな発表が、よく行われていました。
■ 昔は、正確な診断を行うためには、【脊髄造影をレントゲン検査】で行う必要がありました。
しかも、動物のカラダを斜めにしたり、ゴロゴロして体の角度を変えたり、、、
何枚も何枚もレントゲン撮影をして、現像して、の繰り返しでして、今と違って【フィルム現像】をしなくてはならない状況で、やっと何処が異常点なのかを見つける事が出来ました。
動物も麻酔時間が長くなりますし、一言で言って、大変でした。
■■■ 今の時代は、【CT検査】が必須の時代ですので、動物への負担がとっても減る!!! しかも正確な精度が極めて上昇する。 短時間で診断も可能です。
(ただし、時々発生する【脊髄軟化症】は、MRI検査の方が診断精度は高いので、そちらに任せましょう。)
★ 当院だと、自院でも診断可能ですが、タイミングが合えば【当院の特別医療顧問の画像診断専門診療医】である小野晋先生に直ぐに診断して頂けるシステムを構築しております。
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■■ 正しい診断の次は、バラエティーに富んだ【椎間板ヘルニア】に対する、手術方法のメニューの引き出しが豊富であることは、【成功する手術】のためには、とても重要であると言う事です。
★ 私の手術の方法は、アメリカ最大級の学会であるWVCで行われる、欧米の外科専門医との外科実習セミナーで、磨きをかけております。
★ 5~6年ほど前の外科専門医とのセッションで、【難易度の高い椎間板ヘルニア症例に対する微調整方法】を会得してから、手術のメニューがとても増えました。 その後、実際に私が手術を行った椎間板ヘルニア症例では、ほぼ歩行できるようになり、良い結果になりました。
■■ 欧米の外科専門医とのセッションが出来る機会は、極く僅かなチャンスしかなく、そこで情報を得る事が出来る獣医師は、日本国内から30人ほどの熱心な先生方です。 その内の一人に入っている私は、お陰様でラッキーであると思います。
★ これらの手術技法は、欧米で権威のある外科専門医が多数の実績を持っており、また、ハイレベルな先生方によっても証明されている、しかも、稀少な機会によってしか得られない技術なのです。
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★ 実は、手術だけでなく、やはり手術直後から行うリハビリを兼ねた【当院独自の施術】が、成功への重要な要素だと思っております。
★★ 最近導入した、UPBと言う治療機器も、寝込んだ動物さん達を立ち上がらせる効果があるので、とても期待しております。
■■ もし、ご興味を持たれた飼主様がおられましたら、ご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。
電話 046-274-7662
獣医師 院長
高橋 俊一